英語を活かせる仕事【翻訳者】
英語を活かせる仕事と聞いて、すぐに思いつくのが翻訳者。翻訳者にはどうしたらなれるのでしょうか?
翻訳者の公的な資格は存在しません。スキルがあれば、翻訳コンテストを受けたり、翻訳会社の採用試験を受けたり、独学で翻訳者になることもできます。
自信がないという方は翻訳のスクールに通うのも手です。仕事を持っていても学びやすい通信講座を開講するスクールもあります。
翻訳の仕事にも種類があって、大きく3つに分けられます。
◆実務翻訳
コンピュータや電気機器のマニュアル、医学本の翻訳など。テクニカルな分野の翻訳で、正確性を求められます。翻訳代は文字数に応じて支払われます。
◆出版翻訳
小説など出版物を翻訳します。日→英の場合は、スラングや流行語にも精通していないといけません。英→日の場合、日本語の表現力も不可欠です。原稿買い取りのケースと、印税で支払われるケースがあり、印税の場合は本が売れれば売れるほど収入が増します。
◆映像翻訳
テレビ番組や映画の字幕、日本語吹き替えの原稿を作成します。字幕は文字数の制限があるため、テクニックが必要です。原稿料は映画の場合一本あたりで支払われます。
このほかにもWebサイトやCDの歌詞の翻訳など、一言で翻訳といってもさまざまな仕事があるんです。翻訳者を目指している方は、自分がどういう仕事をしたいのかイメージして英語を学習すると夢に近づけますよ。