韓国にもある「英語村」
先日、大阪の近畿大学の「英語村」という取り組みを紹介しましたが、韓国にも英語村があるんです。
ソウルから車で一時間半、パジュというところに「京畿英語村」はあります。村内のポリシーは「Only English」。近畿大学と同じように英語しか話せない空間をつくることで、英語力の強化を狙っています。
この「京畿英語村」のすごいところは、本当に村丸ごとを英語しか話せないようにしてしまったこと。東京ドーム6個分の広い敷地に、教育施設、文化施設、商業・体育施設、宿泊施設が完備されているのですが、そのすべてで英語しか使えません。村はイギリス南部の風景をそのまま再現し、イギリス名物のパブもあります。
テーマパークに遊びに行く感覚で一日だけ利用する人もいますし、一週間、一ヶ月と村で実際に生活する人もいます。イギリスに留学するよりもずいぶん安く済むことから、韓国の学生さんにとても人気のようです。わざわざ海外から村に学びに来る人も多いのだとか。
英語村は子どもたちの英語力を強化するために韓国政府の指導のもと、2000年頃からつくられたそうです。韓国内で約30もの英語村が存在していますが、「京畿英語村」が最大級の規模を誇ります。
日本から韓国へは飛行機で約2時間半。休暇中に一気に英語力を高めたい方は、韓国の英語村を利用してみてもいいですね。日本語で申し込めるツアーもありますよ。